町田天満宮で開かれる町田骨董市に、いつも遊んでくださるメンバーで出かけた。
いつもは古書市や新刊書店、美術展に出かけることが多いメンバーなのだが、先日から
「着物を普段にも着てみたい」 「着物の生地をリフォームしてスカートを作りたい」
などという話題がちょくちょく出ていたのだ。
そこで、この骨董市によくいらっしゃるKTさんが音頭を取ってくださって、皆でわいわいと繰り出した次第。
いやぁ、ありますあります、古い着物がわんさかと。
戦前のものだねー、と思われる着物がたーんと並んでいる。
レトロな柄がとてもいい。
たとえば、”ラグビーをやっている青年達、ホッケーをやっている青年達、サッカーをやっている青年達をそれぞれ真横からエジプト壁画か古代アッシリア壁画のようなタッチで描いた柄”なんていう、文字で読んだだけでは頭がぐるぐるするような柄が、ちゃんと着物の柄として馴染んでいるのだ。
男物の黒い羽織の裏の生地が、虎が二頭 睨みあっているものだったり。(気分はガクラン。またはある種の職業の人の背広。)
それらがとっても、おっとりしている。
女物の柄もそうだし、唐草文様や絣にしてもそう。虎ですらそう。
ただし、ただでさえ花粉症で鼻が敏感になっている私は、古い着物特有のダストにも弱いので、長時間 同じ場所に留まることができない。
耳の中や咽喉の奥が痒くなってくるので、途中からは自分用の着物を買うのは諦めて、ちょっとずつ眺めて楽しむことにした。
絵を描くのが趣味のIさんと、しきりに「うわー、デジカメを持ってくればよかった!」と後悔する。
着物の柄に文様のパターンとして素晴らしいものが多いので、絵を描く時の資料に使えるからだ。
また、西洋アンティークのお店も多く、古いレース、陶磁器、ガラス瓶、アクセサリーなどにも目移りする。
英国製の古めかしい丸眼鏡、銀製のシガレットケース、同じく銀製のフラスク(ウィスキーを詰めて、ポケットに入れておく容器ですね)、勲章などなどデジカメに収めておきたいものばかり。
なんて綺麗なデザインなんだろう。
私は西洋ものを見ているうちに、掌にすっぽり包み込めるくらいの大きさの香水瓶にくらくらする。
エミール・ガレの影響を受けたとおぼしいアールヌーボー様式のガラスで、カエルとおたまじゃくしがモチーフになっているのだ。
手に取って裏返すと、そちらには蜻蛉が浮き彫りにされていた。
「ほ、欲しい、これっ!」と思ったが、6800円。 勿論、本物のガレだったらとてもこんな値段では買えないわけだが、写しでもこんなにするのかー。
諦めて、また和物の端切れを見たり、藍染めを見たり、そばぢょくや杯洗、兎が手を繋いだ格好の五徳などを見ていた。
どれも可愛い。どれも欲しい。
でも、やっぱり、「あ、これがいい!」と思ったものは高いのだ。4ケタ、5ケタは当たり前。20何万円の品物も出ていたな。
うーん、うーんと唸りながら、それでも物を見る楽しさに没頭している間に、たちまち時間が経ってしまった。
結局 私が買ったのは、ガラス製のカエルの王子様。

前足ヒレから後ろ足ヒレまでの差し渡しが5センチほどの、小さい王子様です。
写真では反射してしまってよく分からないので、隣に図解してみました(^^;)。
たった400円でございます。
6800円の香水瓶を買う勇気は、さすがに湧かなかった・・・。
骨董市の後、美味しいイタリア料理屋さんでお昼を頂いて、ブックオフとダイソーにも行きました。こちらは勿論、3ケタ金額中心の世界。
お金の価値がよく分からなくなるような一日でした。
そうそう、本日の話題は、「私達だって、本以外の物で盛り上がれるじゃん!」、ブログをやらせたら天下一品の人、笑えるトラバ、アクセス解析のここが怖い、自転車騒動・本当に悪いのは誰、ココログのテンプレートをもっとどうにかしてほしい、日経新聞の渡辺淳一の連載小説のおマヌケさ、旅行に行きたい、主婦が寝込んだときの食事、森進一どうよ、新しいパソコンどうよ、地震の際 本の上で死にたいか下で死にたいか、地震の際 最終的に何を持って逃げるか、100円ショップにある商品で作れるジオラマ(!)などなど。
相変わらず、どこに行っても よく喋るグループなんである(爆)。
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