なんかもう・・・
○今日の一枚

← アントナン・アルトー。
マン・レイの撮った有名なポートレイトを元に。
今読んでいる、宇月原晴明の『信長 あるいは戴冠せるアンドロギュヌス』(新潮文庫)の外枠の物語の語り手が、アルトーなのだ。
1930年、映画のロケでベルリン滞在中の出来事、という設定。
内枠の信長の話も勿論 面白いんだけど、外枠のアルトーが出てくるたびに、ポートレイトを思い出しては萌える(笑)。
ちなみに、私はアルトーのカラー写真を見たことがないので、瞳の色、髪の色は当てずっぽうだ。
髪は黒、目は茶色にしてみたけれど、実際はどうだったんでしょうかね。
○なんかもう・・・
「ちりとてちん」を観ていると、惜しまれながら亡くなった人でも、うかうか出来ないな、と思う(爆)。
今日の秀臣さん(川平慈英)の、打ち明け話(何故 私は塗箸職人に見切りをつけて、工場を立ち上げようと思ったか)の中に出てきた正太郎ちゃん(米倉斉加年)を観ていて、そう思いました。
息子の失踪の傷が大きく、秀臣さんの姿を工房に見つけて、つい息子・正典の名前を呼んでしまう、という回想だ。
それがまた、秀臣さんが、草々(青木崇高)同様、肉親に縁の薄い境遇だったもので、
親とも慕う師匠にとっては 「実の息子>絶対に超えられない壁>自分(=秀臣)」なのだと思い知らされて
涙にくれる・・・というもの。
このドラマさー、あまりにも「肉親の縁が薄い=不幸せ」と、
「凡人はどんなに努力しても天才を超えることは出来ない」ってプロットを多用しすぎてませんか?
じゃぁ、凡人はどんなに精進して修行したって無駄じゃん、なんて愚痴を言いたくもなってくるぞ。
朝っぱらから、そういうテーマを突きつけられるとこたえる。
さて、そんな事情だったのに、今まで「恩知らず」「夫の仇が息子の師匠~♪」なんて言ってた小梅さん(江波杏子)。
多分、明日の放送では、「そんなことはない、正太郎ちゃんは秀臣のことをこれほど可愛がっていた」と、
また後出しの感動秘話で、秀臣さんの心を溶かすんだろうなー、とぼんやり思っていました。
もう、ここに来て、皆さんが後出し(ダウンタウンの松ちゃんの言う「あとのせサクサク」)のやり放題なので、
今まで一体、なにをかたくなに反発しあっていたのか、と思う~。
それも、狭い地域で・・・。
それにしても、秀臣さんのキャスティングが川平慈英だったことが、今日ようやく納得できました。
(それも、ドラマ的には遅すぎると思う。)
慈英を見て、「アメリカ人とのハーフだと思え」という伏線だったのだろうが、普通、ドラマを観ている時にはそういうことは考えないよね(^^;)。
単に濃ぃい顔の人だと思っているだけだ。
常に標準語なのが謎だっただけで。
たとえば、「パッチギ!」の沢尻エリカはフランス人とのハーフ設定か? (←そんなわきゃない。)
「女帝」の加藤ローサは?
各エピソードを、小浜と大阪とで対照させようとするあまり、それぞれの師匠(正太郎ちゃん、草若さん)のキャラクターまでぶれてきているように思う。
そこまで無理しなくてもいいんじゃないかしら。
そうそう、お見合いがこの世の終わりみたいな描き方もなんだかなー(^^;)。
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