« 横浜FCの監督・・・ | トップページ | 急に寒くなって »

2007年9月28日

ぶつかり系ラブコメ

 人力検索はてなの本(『幕府を作りたいのですが』 白泉社)が出て、
その中の質問に、
「曲がり角でパンをくわえた美少女とぶつかったあと学校に行くと実は転校生で・・・、というラブコメの元ネタはなんですか?」
という面白いものがある。

 ・・・ただ、それへの回答が今ひとつ面白くないんだなぁ・・・。
「花より男子、です」と言われても、このパターンはそれよりもはるか以前にすでに月並みの見本としてギャグになっていたような気がする。
いつもここからのネタ(「悲しいとき~!」)にもなっていた。

 もっと古い漫画にないかしら・・・と、手持ちの少女マンガを見てみました。

 一ページ目じゃないけれど、
転校してきた男子生徒(ハンサム)と出会い頭にぶつかり、吹っ飛ばされたヒロイン。
「ごめん、けがしたか?」と手を差し伸べてもらったのに、その手をピシャッとはねのけ
「なによっ 電信柱  ボサッとたつなら道ばたにおしっ!」
と啖呵を切るのが、西谷祥子の『ジュンの結婚』。(昭和45年) 
勿論、のちにこの二人が恋仲になるのだ。

 西谷祥子には、他にもありそうな気配がむんむんする。

 「ぶつかる」「パン」だと、名香智子の『リセエンヌでしょ?』がそうだ。
ヒロインがハンサムと出会い頭にぶつかるが、ヒロインはお腹がぺこぺこ。
ハンサムがたまたま持っていたフランスパンに反応し、空腹のあまり眩暈を起こす。
「きみ 大丈夫?」
「ええ、ちょっとめまいが」
と応えた瞬間、お腹の虫が大音量で鳴き始め、ハンサムからパンを恵んでもらうのだ。
これは・・・初出が書かれていないけれど、1980年(昭和55年)以前であることは確か。

 名香智子はこのパターンが好きなのか、ルイ13世時代のフランスを舞台にした時代マンガにも登場する。
『緑のディアーヌ』。
初めての出会いではないものの、ヒロインとハンサムの二度目の出会いで
「どうしたんだ 血だらけじゃないか いったい何を・・・」
「だれ あなた・・・ あー、だれでもいいの お願い パンと水だけでいいの 
 おなかがすいて死にそうよ
 ・・・でもやはり 水だけじゃいやだわ スープにして」 (腕にもたれかかって失神)
なんである。
えーと、これも初出が書かれていないけれど、1984年(昭和59年)以前。

 こちらのマンガには、ヒロインが目をさますと服を脱がされていて(寝巻きに着替えさせられている)、
ハンサムに「あなた 胸のあいだにホクロがあるんだね」とからかわれ、
枕を投げつけるシーンあり(^^;)。

 美少女と出会い頭にぶつかって、下着の柄を見てしまい、次に転校生紹介の場面でいきなり
「あーっ! 今朝のイチゴのパンツ!」
と叫んでしまう(←らしい) 幻の少年マンガを彷彿とさせるなぁ。

 070928

  他にこういうパターンがないか、もうちょっと探してみます。

|

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/53488/16599426

この記事へのトラックバック一覧です: ぶつかり系ラブコメ:

コメント

コメントを書く