エミール・ガレとドーム兄弟展
東急Bunkamura ザ・ミュージアムで開催中の、
「エルミタージュ美術館秘蔵 エミール・ガレとドーム兄弟 フランスからロシア皇帝への贈り物」展を観に行った。
いつも遊んでくださるメンバーとご一緒。

← 緑色で深海をイメージしたガレの花器(?)を観て、
それぞれ連想することが違うのが笑える。
ガレの作品は、やはり蜻蛉や草花をモチーフにしたものが多く、
なかでも工房総出で作ったとおぼしき、蜻蛉をあしらったテーブルに愕然。
寄木細工で作られた天板を支えているのは、ニヤリと笑みを浮かべているように見える蜻蛉なのだ!
しかも、長い尾を使って直立!!
猫足式家具、というのはよく見かけるが、蜻蛉足式家具は初めて見たよ。
なお、ドーム兄弟の作品も、小品ながらしみじみと見入ってしまうものが多かった。
勿論、大きな作品も素晴らしいのだけれど、小市民の悲しさで、
「こんなものをもし貰っても、どこに置いたら良いのやら」と困惑が先に立つのだ。
その点、掌にすっぽり包み込めるくらいの香水壜や、細密な風景画が浮き彫りにされた小瓶は
「これなら、貰ってもいいかも・・・」 (←誰がくれるというのだろう)
と、妄想をかきたてられて、いい具合なのだ。
本好きな人たちの集まりなので、ガラス器に惚れ惚れしつつも、
巨大なスケッチ集(一抱えもある革装の巨大な本である)にも、目が釘付けになる。
そのスケッチ集に収められているサンプルが、壁に模写で展示されていたが、説明がなかったのが残念だ。
無邪気に遊ぶ少年の絵の横に、唐突におじいさんの横顔があったり、同じくおばあさんの横顔があったり、
かと思うと、
何故か 藁束を振り上げた”茨木の監禁おじさん”(爆)みたいな顔の人が描いてあったりする。
絶対に、なんらかの意味があったはずだと思うのに、それが判らないのだ。
ああ、もどかしいったら。
堪能した後、沖縄料理店でまったりとご飯を頂き、本屋を逍遥したり、お茶をしたり。
楽しいはずの集まりなのに、皆で笑いながら、暗くて怖い話ばかりをしていたような気がする。
(暗くて怖い話を、笑いながらしている・・・というあたりが鬼畜である。)
観劇マナーの悪い香具師、炎上ブログ、亀田父が朝番組でやくみつると対決(ガッツ石松は、日頃のキャラをかなぐり捨てて、しっかりと常識人だったらしい)、無理して乗った観覧車での出来事、ネットオークションの落札を依頼され続けて・・・、虐待を見過ごす人々、小説の中に男二人が登場すればそれだけですぐBL(ボーイズ・ラブ)に変換する人々、などなど。
暗い話なのに、なぜか可笑しかった(^^;)。
ガレとドーム兄弟の作品を観ている間だけは、お互いに「マダム」と呼び合っていたのに、
ミュージアムの外に出た瞬間から、こんな話に興じる私たちってなんなのでございましょうかしら。ヲホホ。
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コメント
初めまして!
とても楽しいブログですね♪
私も先日ガレ行ったのですが、『黄金の書』の説明、ほんとに欲しかった!!
この唐突な絵たちは何なんだろう、と気になりますよね(笑)。
ガレ最高ですね☆
投稿 あゆりん | 2006年8月26日 04:25
あゆりんさん、はじめまして~。
温かいコメントを書いてくださって、ありがとうございます♪
あの絵は、本当に気になりましたね・・・。
ガラス器のためのデッサンというわけでもなさそうだし、
なにせ、絵の片隅に突然の爺さま、婆さま、変質者(笑)。
そちらにかまけてしまい、肝心の目玉展示品・時計草の花器を観た覚えが全くありません(爆)。
投稿 葵 | 2006年8月26日 07:06